各疾患の特徴と患者様それぞれの生活に応じた関わりを第一に、理学療法士、作業療法士、柔道整復師、メディカルアシスタントが協力してリハビリテーションを行っています 患者様と各スタッフの対話を大切にし、明るい雰囲気を作り出せるように取り組んでおります 平成28年11月よりリハビリテーション室を増・改築し、広々と開放的なスペースで行っております
また、科学的根拠に基づいた治療を実践するため研究活動にも力を入れ、より良いリハビリテーションをご提供できるように努めています
また、科学的根拠に基づいた治療を実践するため研究活動にも力を入れ、より良いリハビリテーションをご提供できるように努めています
対象
変形性股関節症・変形性膝関節症・腰椎椎間板ヘルニア・腰部脊柱管狭窄症・腰椎変性すべり症・頚椎症性脊髄症・肩腱板断裂・肩関節周囲炎・手根管症候群・靱帯損傷・脱臼・骨折 など
理学療法
理学療法とは…
主として起きる・座る・立つ・歩くなどの基本的な動作能力の改善や、疼痛やしびれの緩和を目的に、徒手的操作(マッサージやストレッチ)、筋力トレーニングや歩行練習などの運動療法、および電気刺激、温熱、その他の物理療法を行うことをいいます
上記の整形外科疾患の患者様を中心に、保存(手術なし)療法、手術後の理学療法を実施しております 手術後の患者様に対しては、術後早期より関節可動域運動や筋力トレーニング、歩行練習などの運動療法を開始することで安静による機能低下を防ぎ、安心して早期に社会復帰できるように取り組んでいます
上記の整形外科疾患の患者様を中心に、保存(手術なし)療法、手術後の理学療法を実施しております 手術後の患者様に対しては、術後早期より関節可動域運動や筋力トレーニング、歩行練習などの運動療法を開始することで安静による機能低下を防ぎ、安心して早期に社会復帰できるように取り組んでいます
物理療法
物理療法とは…
疼痛やしびれの緩和を目的に、電気、寒冷、温熱、超音波などの物理的作用を利用して行う治療方法のことをいいます
低周波・干渉波や牽引、温熱、超音波療法などがあります
作業療法
作業療法とは…
作業活動や装具療法、日常生活動作の練習を通して、身体機能および精神機能の回復を図り、社会の中で生き生きとした自分らしい生活を送るために環境調整も含めて援助していくことです
人工関節置換術や腰椎固定術後に日常生活動作の練習を行っています。安心して退院していただけるように浴槽シミュレーション装置や練習用自動車を用いて退院後の環境を想定した練習を心掛けています
上肢・手指の機能低下に対しては関節可動域運動、筋力トレーニング、手工芸など指先を用いた巧緻動作練習、筋や知覚の再教育、装具療法を実施しています
人工関節置換術や腰椎固定術後に日常生活動作の練習を行っています。安心して退院していただけるように浴槽シミュレーション装置や練習用自動車を用いて退院後の環境を想定した練習を心掛けています
上肢・手指の機能低下に対しては関節可動域運動、筋力トレーニング、手工芸など指先を用いた巧緻動作練習、筋や知覚の再教育、装具療法を実施しています
入院リハビリテーションについて
入院日,手術前日
術前検査:手術前の身体機能や日常生活動作をチェックします
理学療法:関節可動域や筋力の検査、姿勢や歩行の検査を中心に行います
作業療法:現在行っている動作方法の確認,自宅環境の聴取を中心に行います
①問診票や問診:現在の状況を把握させていただきます
➁関節可動域検査,筋力検査:手術する部位を中心に関節の動く範囲や筋力を検査します
➂姿勢,歩行のチェック
④日常生活動作のチェック:現状の動作状況を確認します
手術翌日
体調に応じて,ベッド上での寝返りや起き上がり,立ち座り,歩行器での歩行練習をします
理学療法:ベッド上での動作確認,練習
作業療法:ベッド上での動作確認,トイレ動作や食事動作
①ベッド上での動作確認、 練習
➁立ち座り、歩行器歩行練習
➂トイレ動作
術後2日目~7日目
歩行器歩行練習、関節可動域練習、筋力トレーニング、基本動作練習を行います
理学療法:歩行練習、関節可動域練習、筋力トレーニングを中心に行います
作業療法:基本動作練習を中心に行います
①歩行器歩行練習:徐々に距離を伸ばします
➁関節可動域練習:手術した部位を中心に関節を動かす練習を行います
➂筋力トレーニング:問題のある筋に対してトレーニングを行います
④基本動作練習:洗面動作、着替え、入浴時の動作などの練習を行います
⑤腰の手術後の座り方の例
術後8日目~
杖や杖なしでの歩行練習、自宅生活を想定した生活動作の練習を追加します
理学療法:歩行練習、関節可動域練習、筋力トレーニングを中心に行います
作業療法:基本動作練習、自宅生活を想定した動作練習を中心に行います
①杖歩行、杖なしでの歩行練習※
※股関節の手術、膝関節の手術は基本的に杖を使用しての歩行になります
手術の内容によっては松葉杖を使用した歩行になることもあります
※普段、杖を使われていない患者さんでも、リハビリスタッフが杖を必要と判断する
こともありますので、その際は患者さんと相談して使用するか決定します
➁自宅生活を想定した生活動作の練習
個々の自宅生活で必要な練習を可能な限り同じ環境で練習を行います
退院前日:入院日数は手術した部位や手術の内容によって異なります。
手術した部位を中心に関節可動域練習、筋力の検査、自宅での生活動作をチェックします
理学療法:関節可動域や筋力の検査、姿勢や歩行の検査を中心に行います
自主トレーニングのパンフレットをお渡ししています
作業療法:退院後の生活動作の最終確認を行います
必要に応じて、生活動作での方法を記載したパンフレットをお渡ししています
①問診票や問診:現在の状況を把握させていただきます
➁関節可動域検査、筋力検査:手術した部位を中心に関節の動く範囲や筋力を検査します
➂姿勢、歩行のチェック
④日常生活動作のチェック:現状の動作状況を確認します
⑤自主トレーニングの指導
○パンフレットの例
肩関節術後の
運動パンフレット
人工股関節手術後の
運動パンフレット
腰椎術後の
生活動作パンフレット
人工膝関節手術後の
生活動作パンフレット
※ 上に示しているパンフレットは一例です 個々の状態に合わせた内容で作りますので、
内容が異なる可能性があります、 ご了承ください
外来検診
医師の診察後,もしくは診察前にリハビリ室へ来ていただき,身体機能や生活状況,
自主トレーニング実施状況のチェックをします
①問診票や問診:現在の状況を把握させていただきます
➁関節可動域検査,筋力検査:手術した部位を中心に関節の動く範囲や筋力を検査します
➂姿勢,歩行のチェック
④日常生活動作のチェック:現状の動作状況を確認します
⑤自主トレーニングの再指導・指導内容の変更や追加
スタッフ紹介
リハビリテーション科のスタッフは、理学療法士39名、作業療法士18名、柔道整復師1名、メディカルアシスタント3名の合計61名で構成されています。外来や病棟ごとに担当を分け、リハビリテーションを行っています。
スタッフの資格、認定保有者
資格・認定名称 | 所属人数 |
博士 | 4名 |
修士 | 8名 |
日本理学療法士協会認定 専門理学療法士 | 3名 |
日本理学療法士協会認定 認定理学療法士 | 20名 |
日本作業療法士協会認定 認定作業療法士 | 2名 |
日本理学療法士協会認定 指定管理者(上級) | 8名 |
日本理学療法士協会認定 地域ケア会議推進リーダー | 1名 |
日本理学療法士協会認定 介護予防推進リーダー | 1名 |
フレイル対策推進リーダー | 1名 |